8月29日、シェイクアウト・避難訓練・一日防災学校を実施しました。9年前に起こった甚大な洪水被害をきっかけに、8月31日が「南富良野町防災の日」となっていることから、本校でも生徒・教職員の防災意識を高め、町民の一人として地域に貢献できる人材を育成することを目的に行っています。
今年度は、「道徳」をテーマに「要配慮者」の避難支援を行いました。学校近隣にお住まいの9組の高齢者の方にご協力いただき、生徒が体育館への避難を支援するという活動です。生徒は各グループに分かれ要配慮者の同行支援をし、要望を聞き取り、非常食の配布を行いました。中には車椅子を必要とする方もいて、生徒は慣れないながらも要配慮者の方々が安全に避難できるよう、一生懸命取り組みました。
また、南富良野町役場の防災マネージャーの林隆峰様に講演をしていただき、災害の恐ろしさや日頃から災害に備えることの大切さを再認識しました。さらに、南富良野町役場防災安全推進室係長の山下 典晃様主催のDoはぐ(避難所運営ゲーム)を通して、避難所の運営から災害時の個人情報の取り扱い、プライバシーの保護など、様々な事を学びました。
地域の方々の協力があって生徒・教職員ともに、多くの事を学ぶことが出来ました。ご協力いただいた皆様、有り難うございました。